【これからの見通し】ドル円は連日の大台替わりの上昇、強い米経済指標に反応
【これからの見通し】ドル円は連日の大台替わりの上昇、強い米経済指標に反応
ドル円は146円台後半まで一時上昇。足元では146円台半ば付近で推移している。連日の大台替わりの上昇となっている。ただ、急騰といった動きはみられず、政府・日銀の円買い介入もタイミングが図りかねる状況となっている。
ドル円の上昇を支えている一端は日米金利差拡大観測だ。昨日の米FOMC議事録では今後の追加利上げの可能性が示されており、YCC柔軟化で緩和長期化が見込まれる日銀との差異が一段と鮮明となっている。また、米経済統計は強弱まちまちの面があるが、市場では強い米経済統計に対するドル買い反応が大きくなっている。一昨日は米小売売上高の上振れに反応していた。
また、ドル相場全般にドル高方向に傾いている。ドル指数は6月13日以来の高値水準となっている。前述の政策金利関係の思惑のほかにも、米銀に対する格下げ関連の報道で債券売り圧力(利回り上昇)がかかるほか、中国関連のリスク警戒相場が根強く人民元が下落するなかで、相対的にドル買いが浮かび上がる面も指摘される。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏貿易収支(6月)南アフリカSACCI景況感指数(7月)米新規失業保険申請件数(08/06 - 08/12)米フィラデルフィア連銀景況指数(8月)米景気先行指数(7月)カナダ国際証券取扱高(6月)など。
発言イベント関連では、主要な金融当局者の講演やイベント参加は予定されていない。米株式市場では、ウォルマート、アプライドマテリアルズなどの決算が発表される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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