ドル安は長続きせず、ユーロドルは来年にかけ1.06ドルまでの下落の可能性も指摘される=NY為替
きょうのユーロドルは方向感のない値動きに終始しており、1.12ドル台前半での狭い範囲での値動きを続けている。エコノミストの間では、ECBは9月にも利上げ実施し、中銀預金金利を4.00%まで引き上げてターミナルレート(最終到達点)を迎えるとの見方が有力視されている模様。根強いインフレが判明する中で、従来予想よりもタカ派寄りに修正しているようだ。
一方、米国でのディスインフレの兆候と、FRBの9月以降の利上げに対する懐疑的な見方から、ドルは短期的には弱含みで推移するものの、年後半には持ち直す可能性があるとの指摘が出ている。その場合、ユーロドルは3カ月後に1.08ドル、6カ月後の来年にかけ1.06ドルまで下落する可能性があるという。
米景気後退懸念が年末にかけて高まれば、安全資産であるドルが恩恵を受ける一方、ユーロはECBの利上げサイクルがピークに向かいつつある兆候から、夏以降は苦戦する可能性があると述べている。
EUR/USD 1.1232 EUR/JPY 156.23 EUR/GBP 0.8587
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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