【本日の見通し】 中東情勢への警戒続く
【本日の見通し】 中東情勢への警戒続く
期待されていた米国とイランの追加協議は、核に関する主張の溝が深く実施に至らずとなった。トランプ大統領は再開に向けた姿勢を示しており、警戒感はある程度抑えられているものの、不透明感がくすぶる中で、週明けはややドル買いスタートとなった。
ドル円はこの後も基本的にはしっかりとした動きが期待されるが、過剰な警戒には慎重で、159円台を中心とした推移が見込まれる。中東情勢において、具体的な進展もしくは決定的な決裂がなければ、市場は様子見ムードを続ける可能性が高い。
今週は28日に日銀金融政策決定会合、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、30日に英中銀金融政策会合(MPC)およびECB理事会と、日・米・英・欧の金融政策決定が続く。いずれも政策金利は据え置きの見通しとなっており、注目は今後のスタンスだ。中東情勢を受けた原油高に伴う物価高への警戒と、景気の先行き不透明感の間で、各中銀とも難しい判断を迫られる状況となっている。
こうした重要イベントを明日以降に控えていることも、今日の様子見ムードにつながりそうだ。
ユーロドルは朝方のドル高で1.1700ドルを一時割り込む動きを見せた。この後も上値の重い展開が見込まれるが、1.16台でユーロ売りの勢いが強まる様子はなく、値動きは落ち着いたものとなりそう。
ポンドドルも朝方のドル高を受け、先週末終値の1.3530ドル付近から1.3507ドルまで下落した。1.3550ドル前後が重くなりそうな展開となっている。ユーロドル同様に下値を積極的に攻める勢いもなく、緩やかなポンド売りが見込まれる。
ユーロ円は186円台での推移。中長期的なユーロ高・円安の流れが継続していると見るが、中東情勢を受けた先行き不透明感もあり、上値がやや重い。この後も186円台を中心とした推移で、次の方向性を探る展開か。
ポンド円は215円台での推移。215.00円割れでは買いが入る展開となっており、地合いの強さが継続している。ただ、積極的にポンド買いを仕掛ける材料にも乏しく、215円台後半を中心とした推移を見込んでいる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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