ポンドドルは21日線を維持し、なお上向きの流れを堅持=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間に入って再び戻り売りが優勢となり、一時1.26ドル台に下落する場面が見られた。ただ、本日の21日線が1.2695ドル付近に来ているが、その水準は維持されており、なお上向きの流れを堅持している状況。
強い英雇用統計と英消費者物価指数(CPI)から英中銀の利上げ期待はどの主要中銀よりも高まっている。英中銀は再び0.50%ポイントの大幅利上げを年内に実施するのではとの見方も出ている状況。ただ、その割にはポンドの上値は重い。急速な利上げによる景気後退の可能性のほうを市場は警戒しているようだ。
一部からは、金利上昇により金融機関の融資の債務不履行(デフォルト)の比率が拡大しても、英銀の融資の損失は抑制されたままである可能性が高いとの指摘が出ている。現在の住宅ローンの融資比率は2008年の金融危機時よりもかなり低下しており、英国での高い就業率と相まって、銀行ローンの返済を支えるはずだという。しかし、現在の高金利は英住宅ローンを借りている家計のうち5%が返済に苦しむ可能性があることを意味するという。金融危機時には2.8%であった。
GBP/USD 1.2728 GBP/JPY 183.34 EUR/GBP 0.8544
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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