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FX/為替「ドル/円、144円台のもみ合い継続へ 米雇用統計待ち」 外為どっとコム トゥデイ 2023年7月6日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年7月6日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼5日(水)の為替相場
(1):財新サービス業PMI 1月以来の低水準
(2):ユーロ圏PMI 下方修正
(3):BOEの利上げ継続観測で金利上昇
(4):FOMC議事録公表

▼5日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:レンジ内でもみ合う展開/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

5日(水)の為替相場


期間:5日(水)午前6時10分~6日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):財新サービス業PMI 1月以来の低水準

中国6月財新サービス業PMIは53.9と市場予想(56.2)を下回り、1月以来の水準に低下した。これを受けて豪ドル/円はこの日の高値から反落した。

(2):ユーロ圏PMI 下方修正

ユーロ圏6月サービス業PMI・改定値が52.0へと下方修正され(速報値52.4)、総合PMIは6カ月ぶりに好不況の分岐点とされる50.0を下回り49.9へと修正された(速報値50.3)。欧州中銀(ECB)の月次調査で5月にユーロ圏消費者の向こう1年間の期待インフレ率が3.9%に低下(4月4.1%)したこともあってユーロは下落。ユーロ/円は一時157円台を割り込んだ。

(3):BOEの利上げ継続観測で金利上昇

英中銀(BOE)がインフレ抑制に向けて利上げを継続するとの観測を背景に英長期金利が上昇。184.01円前後まで上伸して2015年12月以来の高値を付けた後に反落していたポンド/円は持ち直した。英長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇したことから、ドル/円も安値圏から切り返して144円台後半へと持ち直した。

(4):FOMC議事録公表

米連邦公開市場委員会(FOMC)は6月13-14日に開いた会合の議事録を公表。「ほぼ全ての当局者が据え置きは適切もしくは許容可能と判断した」、「一部の当局者は利上げを支持したものの、見合わせに同意した」としながらも「ほぼ全ての当局者が年内の追加利上げを予想した」ことが明らかになった。

5日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:レンジ内でもみ合う展開

昨日のドル/円は144円台で一進一退の展開。本邦当局による円買い介入への警戒感から145円台に接近すると失速した一方、米長期金利が上昇する中で下値は堅く144.00円台で下げ渋ると144円台後半に持ち直した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録は、ほぼすべての参加者が「追加利上げが適切となる公算が大きい」との見解を示すなど、想定通りながらもややタカ派的な内容であった。
FOMCが7月に利上げを再開するとの観測を支えに、ドル/円は本日も底堅く推移しそうだ。もっとも、明日発表される米6月雇用統計が7月利上げに向けた重要なチェックポイントであることを市場は強く認識している。このため、様子見姿勢の参加者が増えると見られ、145円付近の上値の重さを払拭するのも難しいだろう。本日も144円台を中心とするレンジ内でもみ合う展開が続きそうだ。

注目の経済指標:ADP雇用統計

注目のイベント:ダラス連銀総裁発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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