アプライドが下落 AIに対する投資家の熱狂が行き過ぎとの指摘=米国株個別
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。今回の下げは同セクターに対するより広範な引き下げの一部であり、同アナリストはバリュエーションへの懸念と人工知能(AI)に対する投資家の熱狂が行き過ぎであることを理由に計6銘柄の投資判断を引き下げた。
AIへの過度な期待で半導体製造装置株も大きく上昇しているが、AIが前工程装置(WFE)への支出の大幅増を促進する可能性は低いという。そのため、多くの半導体製造装置株は短期的には買われ過ぎていると指摘した。
投資家は2025年或いは2026年まで見て、現在の水準で株を買うことを正当化できるほどの収益力がサイクルの上昇期にあるかどうかを判断する必要があるとも述べている。
(NY時間10:58)
アプライド<AMAT> 140.31(-1.48 -1.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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