ミニ・スタグフレーションはあり得る ゴールドマンCOO
ゴールドマンのウォルドロンCOOが、米国は依然としてリセッション(景気後退)を回避できるかもしれないが、ミニ・スタグフレーションに陥る可能性はなお残っているとの認識を示した。ブルームバーグが伝えた。ウォルドロン氏はブルームバーグ・インベスト会議で、予想されていた景気後退はまだ実体化しておらず、起こらないかもしれないと指摘。3.5%の失業率で景気後退が本当に起こるのか、深夜に考えを巡らせることがよくある。その可能性は低そうだと述べた。
ゴールドマンでは1つの可能性として「ミニ・スタグフレーション」のシナリオに備えていると明らかにし、しばらくは低成長が続くとみられるため、景気後退とは呼ばないが、気持ちのいいものではないと続けた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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