【本日の見通し】イースターマンデーで取引閑散、基調はやや円安
【本日の見通し】イースターマンデーで取引閑散、基調はやや円安
イースターマンデーで世界の多くの市場が休場となっており、取引は基本的に閑散。先週末の米雇用統計が比較的しっかり出たことで、ISMやJOLTSを受けて広がっていた市場の警戒感が一服しており、流れ的にはやや円安となっているが、動きは限定的か。
ドル円は131円台後半から132円台後半にかけての推移が中心と見られる。欧州勢がほとんどお休みとなっている文、ユーロの動きはドル円以上に鈍そう。
今週は12日に米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。SVB破綻以降、追加利上げ期待が後退、早期の利下げ期待が強まっている。こうした流れを決める大きなポイントが物価動向。インフレ上昇が続くようだと、利下げは難しいというムードが広がるだけに、CPIにかなりの注目が集まっている。発表まではやや動きにくい展開となりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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