ドル円は午前に大きく上昇、その後も堅調地合いを維持=東京為替概況
ドル円は午前に大きく上昇、その後も堅調地合いを維持=東京為替概況
ドル円は朝方の130円台から午前中に大きく上昇。安値から1円以上高い131円79銭を付けた。仲値にかけてのドル買いが目立ち、年度末を前にした仲値需要がドル円を支えたと見られた。
その後の調整は限定的で、堅調地合いを維持。131円台後半推移が続いたあと、東京午前の高値を超えて132円に向かう動きとなった。日経平均の300円を超える上昇。アリババの急騰などで2%を超える上昇となった香港ハンセン指数など、アジア株の堅調な動きが円売りを支えた。
衆院で答弁した内田日銀新副総裁が金融市場の安定が大事と発言。40年債の入札も好調となったことなども円売りにつながった。
ユロドルは1.08台前半推移。午前中は比較的落ち着いた動き。ロンドン勢が入ってドル高が強まり1.0823を付けた。
ユーロ円はドル円の上昇もあって大きく買われた。141円70銭台から,142円台にしっかり乗せ、午後に入っても買いが続いて142円90銭台を付けている。
MINKABUPRESS山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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