ダウ平均大きく反発=米国株午後
きょうのNY株式市場でダウ平均は序盤の300ドル安から反発し、100ドル高へ。安値からは400ドル超の上昇となった。序盤の下げを主導した金融株に買い戻しが見られたことなどが背景にある。AMDやエヌビディアなどのハイテク株に売りが出たこともあり、マイナス圏推移が続いていたナスダックも午後に入ってプラス圏に浮上している。
朝方は米金融機関への警戒感が続く中で、地銀株などが売られ、市場全体のリスク警戒につながった。その後ZBナショナルやコメリカといった序盤売りが目立った銀行株の買い戻しが見られ、警戒感が後退した。
注目を集めるファーストリパブリックバンクは11ドル台を一時つけるなど、序盤は売りが目立ったが、その後買い戻しされた。
ダウ平均ではヘルスケア、生活必需品、エネルギーなどの買いが目立った。大手銀行株は安値からは買い戻しもマイナス圏推移。
GAFA及び新興ハイテク関連では、AMD、テスラ、エヌビディアなどの売りが目立った。一方でアップル、メタ(フェイスブック)、マイクロソフトなどはしっかり。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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