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欧州通貨に買い戻し、米雇用統計控えて調整の動き=ロンドン為替概況

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欧州通貨に買い戻し、米雇用統計控えて調整の動き=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、欧州通貨が買い戻されている。前日の海外市場ではドル買いに押されてユーロドルやポンドドルが下落したが、きょうは米雇用統計発表を控えて調整が入っている。ユーロドルは1.0882近辺、ポンドドルは1.2183近辺まで安値を広げたあとは、買い戻されている。ユーロドルは1.0937近辺、ポンドドルは1.2266近辺まで反発した。ドル円が128.40台から128.70台で揉み合いとなるなか、ユーロ円は140円付近から140.50台まで、ポンド円は156.70付近から157.60付近まで反発している。米IT大手決算が冴えなかったことで米株先物、特にナスダック先物が下落している。欧州株も連れ安となっている。ただ、為替市場では特段のリスク回避の動きはみられていない。前日のECB理事会では次回3月も50bp利上げを実施することが示唆されたが、今日の一連のECB高官の発言からも追認する内容が相次いだ。ECB経済報告では2023・24年のインフレ予測が引き上げられた。一方、英中銀チーフエコノミストは、年内にインフレが低下、利上げの行き過ぎを戒めていた。

 ドル円は128円台半ばでの取引。前日海外市場では128円台で激しく上下動したが、今日はその動きが収束して揉み合いが続いている。これまでのレンジは128.43から128.83に落ち着いている。対欧州通貨でドル売りが入っており、ドル円も足元で128.50付近とやや上値を抑えられている。

 ユーロドルは1.09台前半での取引。前日の海外市場で下落した後、ロンドン序盤には1.0882近辺まで安値を広げる場面があった。しかし、その後は買戻しが優勢となり、高値を1.0937近辺に伸ばしている。ユーロ円も140円付近での揉み合いから140.56近辺へと反発した。対ポンドではユーロ買いが先行したが、足元では値を戻している。米雇用統計待ちに。

 ポンドドルは1.22台半ばでの取引。序盤に1.2183近辺まで安値を広げたあとは、反発。本日高値を1.2266近辺まで伸ばしている。ポンド円も156.74近辺まで下落したあとは、157.59近辺まで買い戻されている。ユーロポンドは上に往って来い。0.8910台から0.8940台で振幅している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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