エネルギー危機のリスクでユーロは下落する可能性はまだある=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となっており、ユーロドルは戻り売りに押されている。ロンドン時間は1.09ドル台での推移となっていたが、NY時間に入って1.08ドル台半ばに伸び悩む動き。
ユーロドルはリバウンド相場を継続しているものの、来週のFOMCやECB理事会といった重要なイベントリスクを前に、心理的節目の1.10ドルには慎重になっているようだ。
ユーロへの楽観的な見方は当面続くとの声もある一方、今後欧州のエネルギー危機が次の段階に直面する可能性があるため、それは長続きはしないとの指摘も出ている。エネルギーは依然として欧州経済の見通しに対する大きなリスクだという。
これまでの欧州の冬は予想外の暖冬となっており、ガスの貯蔵量も十分で、企業も使用を抑制しているため、エネルギー危機は緩和されている。それがECBのタカ派姿勢を支援し、ユーロを支えている。しかし、季節はまだ1月で、EUは次の段階の冬に備え始めなければならないとしている。
ユーロドルの1カ月先の予測値は1.09ドルを維持するが、3カ月後には1.06ドルまで下落する余地もあると見ているという。
EUR/USD 1.0862 EUR/JPY 141.64 EUR/GBP 0.8787
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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