円買い優勢、米株先物の下げなどで調整ムード広がる=ロンドン為替概況

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円買い優勢、米株先物の下げなどで調整ムード広がる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円買いが優勢。ドル円は一時129.81近辺まで下押しされ、東京市場での上昇を帳消しにしている。米10年債利回りが3.47%付近から3.43%付近へと低下しており、ドル円の上値を抑えた。時間外取引の米株先物が軟調。特にIT関連主導のナスダック先物の下げが目立っている。マイクロソフトなどの決算内容が芳しくなかったことをきっかけに、年頭からの大幅上昇に調整が入っている。クロス円も下落。ユーロ円は142円台から141円台前半へ、ポンド円は161円手前から159円台後半へと下落。リスク警戒的なドルが買いも入り、ユーロドルは1.09台乗せとなったあとは1.08台後半へと反落。ポンドドルは1.23台前半での揉み合いを下抜けて、一時1.22台後半に下げた。この日発表された12月英生産者物価指数は前月比がマイナスに、前年比が伸び鈍化となった。1月独Ifo景況感指数は4か月連続での改善、7カ月ぶりの高水準と強い内容だった。ただ、いずれの指標にも相場は目立った反応は示さなかった。

 ドル円は130円付近での取引。東京市場では130円手前水準から130.58近辺まで買われた。しかし、ロンドン時間に入ると米債利回りの低下、米株先物の軟調な動きなどとともに売られている。130円台割れから一時129.81近辺まで安値を広げた。

 ユーロドルは1.08台後半での取引。東京市場では1.08台後半でじり高の動きだった。ロンドン朝方には1.09台乗せから高値を1.0911近辺まで伸ばした。しかし、その後は売りに押されて1.0863近辺まで安値を広げている。ユーロ円は軟調な動き。142.30近辺の高値を付けたあと、ロンドン時間に入ると売り一色となった。142円台割れから安値を141.19近辺に広げてきている。対ポンドではややユーロ売りが優勢だが、上下動を伴う神経質な値動きになっている。1月独Ifo景況感指数は改善傾向を示したが、特段のユーロ買いの動きにはつながっていない。

 ポンドドルは1.23付近での取引。東京市場からロンドン序盤にかけては1.23台前半での揉み合いに終始したが、その後一時1.2283近辺まで下押しされている。ポンド円は東京午後につけた160.93近辺の高値から売られ続けている。160円台割れから安値を159.66近辺まで広げた。戻りは160円付近で上値を抑えられている。ユーロポンドは0.8850台まで買われたあとは軟調に推移して0.8823近辺まで下落。そのはレンジ内で神経質に上下動している。ロンドン朝方に発表された12月英生産者物価指数はインフレ鈍化の結果となったが、先に発表された同じく12月の消費者物価指数は引き続く二桁台の高い伸びとなったこともあって、特段の反応にはつながらなかった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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