大荒れ翌日の東京市場は、ややドル買い円売り=東京為替概況
大荒れ翌日の東京市場は、ややドル買い円売り=東京為替概況
昨日は日銀金融政策決定会合の結果を受けて137円台から一気にドル安円高が進んだ。海外市場に入っても流れが続いたことで、ドル円は一時130円58銭までと、6円90銭のドル安円高となった。NY市場夕方にかけて買い戻しが入り131円台後半を付けた迎えた東京市場。132円ちょうど前後でいったん戻りが抑えられたこともあり、仲値前後に131円50銭前後を付ける動きが見られた。
その後は一転してドル高円安に。132円を超えて買いが強まると、132円30銭台を付ける動きを見せた。マイナス圏で始まり、一時300円近い下げとなっていた日経平均がプラス圏に浮上するなど、株高の動きが広がったことが、リスク選好での円売りを誘った。もっとも昼前には再びドル売りが入り132円を割り込む動きを見せた。
午後はややしっかりの動き。昼前の調整で132円割れからすぐに132円台に戻し、下がると買いが出る流れが見られたことで、短期筋のドル買い円売りが出た。132円37銭と午前の高値を更新する動きを見せたが、132円台半ば手前の売りを崩すには至らず。
ドル円同様に昨日は大きく下げたクロス円。138円台を一時付けたユーロ円は、139円台後半に戻して東京朝を迎え、朝の調整で140円20銭台まで。仲値前後までの円買い局面で139円60銭台を付けたが、ドル円同様にその後は円売りが入り、149円台半ば超えを杖kテイル。昼前の調整も140円台を維持し、午後は140円台前半推移となった。
ユーロドルはややドル高が優勢。朝の1.0620台から午後は1.0600台を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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