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FX/為替「ドル/円、一時135円台 日銀の緩和修正観測で上値重い」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月19日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年12月19日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼16日(金)の為替相場
(1):英小売売上高 予想に反して減少
(2):ユーロ圏PMI 好不況の分岐点を下回る
(3):英PMI マチマチな結果
(4):ユーロ圏HICP 速報値から上方修正
(5):米PMI 予想を下回りドル売り優勢

▼16日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:日銀の緩和修正観測で上値重い/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

16日(金)の為替相場

期間:16日(金)午前7時10分~17日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英小売売上高 予想に反して減少

英11月小売売上高は前月比-0.4%(予想+0.3%)、自動車燃料を除いた売上高は前月比-0.3%(予想+0.3%)といずれも予想に反して減少した。

(2):ユーロ圏PMI 好不況の分岐点を下回る

独12月製造業PMI・速報値は47.4(予想46.3)、同サービス業PMI・速報値は49.0(予想46.3)。その後に発表されたユーロ圏12月製造業PMI・速報値は47.8(予想47.1)、同サービス業PMI・速報値は48.8(予想47.9)だった。どちらも予想を上回る結果だったものの、好不況の分岐点である50.0を下回った。

(3):英PMI マチマチな結果

英12月製造業PMI・速報値は44.7と予想(46.5)を下回ったものの、同サービス業PMI・速報値は50.0と予想(48.5)を上回った。

(4):ユーロ圏HICP 速報値から上方修正

ユーロ圏11月消費者物価指数(HICP)・改定値は前年比+10.1%と速報値(+10.0%)をわずかに上回った。

(5):米PMI 予想を下回りドル売り優勢

米12月製造業PMI・速報値は46.2と予想(47.8)を下回った。同サービス業PMI・速報値は44.4にとどまった(予想46.5)。これを受けてドル売りが優勢となった。ユーロ/ドルなどのストレートドルは上昇したが、ユーロ/円などのクロス円はドル/円につれて下落した。

16日(金)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:日銀の緩和修正観測で上値重い

16日のドル/円は終値ベースで約0.8%下落した。週末を控えた薄商いの中で一時136.30円前後まで軟化。NYクローズにかけては欧米株安によるリスク回避のドル買いで136円台後半へと持ち直したが、137円台の回復には至らなかった。

その後、週末17日に「2%物価上昇目標の見直し検討、政府日銀、初の共同声明改定へ」と報じられたことから、今朝は135円台後半へと続落して取引が始まった。

日銀が4月以降に発足する新体制下で大規模緩和政策を修正するとの思惑が高まり、円買いを誘ったようだ。取引がきわめて薄い月曜早朝の急落とあって、一巡後は136円台へと小戻しているが、このあとも上値の重い展開が続きそうだ。海外勢が報道を蒸し返して円買いに動く可能性にも留意が必要だろう。

注目の経済指標:独12月IFO企業景況感指数

注目のイベント:ユーロ圏 要人発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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