ドル円は一時137円10銭台まで上昇、先週末米PPI後のドル高基調が継続=東京為替概況
ドル円は一時137円10銭台まで上昇、先週末米PPI後のドル高基調が継続=東京為替概況
先週末の海外市場でドル円は135円60銭近くから米PPI後のドル買いに136円台後半まで上昇した。週明けの早朝、136円台前半とやや調整が入ってスタートした後、先週末の高値を超えて午前中に137円台まで上昇した。仲値にかけて本邦実需筋のドル買い注文が入り、ドル円の上昇を支えた。137円台での買いには慎重姿勢が見られ、すぐに136円80銭前後まで調整が入って、その後はいったんもみ合い。
午後には入っても136円80銭前後での推移が続いていたが、ロンドン勢の本格参加を前に再びドル買いが強まると、137円台に乗せ、午前の高値を超えて137円13銭前後を付けている。
ユーロドルもドル円同様に朝からドル高基調。先週末の海外市場で1.0500台を付け、少し戻したユーロドルは、早朝の1.0530前後から1.0541を付ける場面が見られたが、その後のドル買いに1.0506までと、先週末の安値をわずかに更新する動きを見せた。その後は1.0520前後が重くなっており、午後も安値圏での推移が続いた。
ドル主導の展開の中、ユーロ円は一方向の動きにならず。仲値にかけてのドル円の上昇に144円台を付けた後、少し戻して143円台後半でのもみ合い。ロンドン勢の本格参加を前にしたドル円の上昇に再び144円台を付けると、144円11銭を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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