アジア株 中国の規制緩和期待が買いを誘う
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数 19518.29(+842.94 +4.51%)
中国上海総合指数 3211.81(+55.67 +1.76%)
台湾加権指数 14980.74(+10.06 +0.07%)
韓国総合株価指数 2419.32(-15.01 -0.62%)
豪ASX200指数 7325.60(+24.14 +0.33%)
インドSENSEX30種 62651.62(-216.88 -0.34%)
5日のアジア株は、中国で新型コロナ規制の緩和が広がっていることを好感して、中国株・香港株に買いが出ている。香港証券取引所に上場されている企業のうち中国本土に登記地のある企業を対象とした香港H株指数は5.3%の大幅高となった。
上海総合指数はほぼ全面高。コミュニケーションサービス、金融株などの買いが特に目立った。寄与度では時価総額が中国大手銀行やペトロチャイナなどと比べても2倍以上大きい酒造会社貴州茅壺酒がトップ。その他、人寿保険、平安保険、招商銀行などが続いている。中国電信なども強い。
香港ハンセン指数は大幅高。ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーは20%を超える上昇となった。先週末は売りが出ていた不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)がそれぞれ18%、16%の大幅高となった。
豪ASX200指数は小幅高。中国景気の鈍化懸念後退で、素材などに買いが入ったものの、公益やヘルスケアに売りが出ていた。資源・鉱山会社のBHPグループ、フォーテスキューメタルズなどが大幅高、医薬品のCSLなどが軟調。
執筆者 : MINKABU PRESS
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