FX/為替「ドル/円、テクニカル要因主導の動きへ 142.48円の攻防に注目」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月22日号

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外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年11月22日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼21日(月)の為替相場
(1):中国 新型コロナウイルス感染が再拡大
(2):ユーロ圏 複数の要人発言
(3):原油価格急落で豪ドル反落
(4):SF連銀総裁 引き締め過ぎのリスクに言及

▼21日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:戻り高値142.48円前後を超えられるか/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

21日(月)の為替相場

期間:21日(月)午前7時00分~22日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国 新型コロナウイルス感染が再拡大

豪ドル/円は93.19円前後まで下落。中国で新型コロナウイルス感染が再拡大しており、首都北京で半年ぶりに死者が確認された。各地でロックダウン(都市封鎖)が再導入されたことを嫌気して香港株・上海株が下落する中、豪ドル売り・円買いが優勢となった。

(2):ユーロ圏 複数の要人発言

欧州中銀(ECB)のレーン理事は「12月が最後の利上げだとは思わない」「金利はさらに上昇すると予想する」と発言。その後、オーストリア中銀のホルツマン総裁が「今月30日に発表されるインフレ統計で大きな減速が見られない場合、0.75%の利上げを支持するだろう」と述べたことも伝わった。一方、ハト派で知られるポルトガル中銀のセンテノ総裁は「利上げ幅を前回よりも小さくする条件、それも多くの条件が整っている」との見解を示した。

(3):原油価格急落で豪ドル反落

サウジアラビアが次回12月4日の石油輸出国機構(OPEC)プラス会合に向けて原油の増産を検討していると報じられると原油価格が急落。NY原油(WTI)は一時75ドル台に下落して1月以来の安値を付けた。カナダドルなどの産油国通貨の下落につれて豪ドルも反落した。

(4):SF連銀総裁 引き締め過ぎのリスクに言及

デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「インフレは容認できないほど高い」「物価はまだ安定しておらず、米連邦準備制度理事会(FRB)にはやるべきことがまだある」とした上で「政策金利のピークは少なくとも5%になる」との予測を示した。一方で、「調整が足りなければインフレは高すぎる状態が続くが、行き過ぎれば不必要な痛みを伴う景気低迷を招きかねない」として、引き締め過ぎのリスクにも言及した。

21日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:戻り高値142.48円前後を超えられるか

昨日のドル/円は終値ベースで約1.2%上昇。中国のコロナ規制再強化の動きを警戒してドル買いが優勢となった。日米の祝日を控えたドル売りポジション解消の観測も相まって142.25円前後まで上伸した。日足一目均衡表の雲下限が強いサポートとして意識されたことで、転換線付近まで押し上げられたようだ。

本日は、米10月消費者物価指数(CPI)を受けた急落後の戻り高値142.48円前後を超えられるか注目したい。これを上抜ければ143円台の回復も見えてこよう。一方、この水準で伸び悩むようなら141円台に押し戻される可能性もある。新規手掛かり材料を欠く中、本日のドル/円相場はテクニカル要因主導の動きになりやすいだろう。

注目の経済指標:特になし

注目のイベント:米要人発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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