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FX/為替「ドル/円は147円台回復か再び145円台か 米10月CPIがカギに」 外為トゥデイ 2022年11月10日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年11月10日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼9日(水)の為替相場
(1):日本 経常収支/貿易収支発表
(2):RBA副総裁発言
(3):米中間選挙 予想外に善戦
(4):ウクライナ情勢がユーロを動かす

▼9日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:米10月CPIに注目/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

9日(水)の為替相場

期間:9日(水)午前7時10分~10日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本 経常収支/貿易収支発表

日本9月経常収支は9093億円の黒字で、黒字額は予想(2500億円の黒字)を大幅に上回った。ただ今年度上期(4-9月)の黒字は4兆8458億円にとどまり、前年同期比で7兆円近く減少した。9月貿易収支は1兆7597億円の赤字(予想1兆6837億円の赤字)であった。資源高や円安の影響が大きかった。

(2):RBA副総裁発言

豪中銀(RBA)のブロック副総裁は「インフレを低下させるために経済を強く圧迫する可能性がある」「更なる利上げが必要」と発言した。

(3):米中間選挙 予想外に善戦

8日に投票が行われた米中間選挙は与党・民主党が予想外に善戦。上院選ではジョージア州で決選投票が行われる可能性も浮上するなど、結果判明にはかなりの時間を要する公算が高まった。野党・共和党の躍進によって政権と議会の「ねじれ」が鮮明となればドルが下落するとの見方が修正を迫られたことでドルが反発した。

(4):ウクライナ情勢がユーロを動かす

ロシアのショイグ国防相がロシア軍に対して、ウクライナ南部の都市ヘルソン市からの撤退を命令したと伝わった。これを受け、ユーロ/円は147.10円前後まで上昇したものの、ウクライナ大統領顧問が「ヘルソン市にはまだロシア軍が留まっており、増員されている」と明らかにしたことで再び146円台へと押し戻された。

9日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:米10月CPIに注目

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。東京市場で145.10円台へと弱含む場面もあったが、NY市場では146.79円前後まで反発した。

米中間選挙が予想外の接戦となったことで、野党・共和党の議会支配によってドルが下落するとの見方に修正が入った。ジョージア州上院選などの激戦区では決選投票にもつれ込む可能性が指摘されており、選挙結果が判明するのに1カ月以上かかることもあり得る。

そうした中で、市場の関心は米中間選挙から米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に戻ると見られ、本日のドル/円は米10月消費者物価指数(CPI)がカギとなりそうだ。市場予想は前年比+7.9%で、4カ月連続の鈍化が見込まれているものの、依然として高水準にとどまる見通しだ。前月に予想外の加速を見せたコアCPIも前年比+6.5%と、わずか0.1%ポイントの小幅な鈍化にとどまると見られている。予想ほど鈍化していなければFRBが12月に利上げペースを減速させるとの観測が後退する公算が大きい。

ドル/円は147円台の回復も視野に入りそうだ。一方で、CPIが予想以上に鈍化すれば12月の利上げ減速が意識されよう。ドル/円は再び145円台前半のサポートが試される可能性もある。

注目の経済指標:米10月消費者物価指数

注目のイベント:米要人発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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