ブロックが下落 後払い決済部門の競争激化に懸念も=米国株個別
決算サービスのブロック(旧スクエア)<SQ>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価もウォール街では最低水準の55ドルに引き下げた。
顧客とのエンゲージメントやマネタイズ向上により、決算サービスの「キャッシュ・アプリ」は同社の力強い成長に大きく貢献するものの、サービスを導入している小規模小売店の低迷や、後払い決済(BNPL)の競争激化により、全体の収益は圧迫されると見込んでいる。
特に後払い決済部門については、対応可能な市場規模は大きいものの、ペイパル<PYPL>の「Pay・in・4」やアップル<AAPL>の次期「Apple・Pay・Later」など、競争激化に直面していると指摘。一方、キャッシュ・アプリは新製品や新機能により、利益の伸びを維持するはずだと述べた。
(NY時間09:41)
ブロック<SQ> 65.86(-3.72 -5.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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