午後に入って円売り強まり141円台に=東京為替概況
午後に入って円売り強まり141円台に=東京為替概況
午前中から比較的しっかりの展開を見せていたドル円は、午後に入って円売りの動きが加速。直近高値を超えて上昇が進み、約24年ぶりとなる141円台を付ける動きが見られた。2日に付けた直近高値140円80銭前後の手前140円60銭から70銭にかけてが昨日からの短期の上値抵抗水準となっていたが、仕掛け的な円売りに同水準を超えると、ストップロス注文を巻き込んで一気に上昇し、大台超えまで。
午前中から昼過ぎにかけて140円が重くなっていたユーロ円が140円50銭近くまで上昇するなど、クロス円での円売りが入る展開に。
豪中銀は市場予想通り0.5%ポイントの利上げを発表、発表前に調整売りが入っていた豪ドルは対円で95円90銭台から95円50銭前後を付ける動きを見せたが、その後の円売りに96円台を付けている。
対ドルでは若干の豪ドル売り。朝の0.6830台から発表前に0.68割れを付けるなど、豪ドル売りの動きが見られ、発表後にもう一度売り。対円での豪ドル買いもあり、その後はいったん上昇も、引けにかけて再び下をトライし、今日の安値を付けている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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