ドル円は戻りが鈍い、午後は154円半ばを挟んで小動き=東京為替概況
ドル円は戻りが鈍い、午後は154円半ばを挟んで小動き=東京為替概況
東京終盤のドル円は戻りが鈍い。ドル円は、午前に氷見野日銀副総裁の講演を控えたポジション調整とみられる動きで円が買われ、一時154.29付近まで下落した。その後は下げ渋ったものの、戻りは鈍く、午後は154円半ばを挟んで小動きとなった。
氷見野日銀副総裁は午後3時過ぎからの講演で「経済・物価に応じて政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整する」などと発言したが、市場の反応は限定的。
クロス円もおおむね午後に下げ一服。ユーロ円は160.84付近まで下げた後、午後は161円ちょうど前後で小幅な値動きにとどまった。
ユーロドルは午後にややドル買いが優勢となり、一時1.0411付近まで弱含んだ。きょう日本時間午後10時15分に発表予定の欧州中央銀行(ECB)政策金利に関心が集まっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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