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FX/為替「FRB議長講演に関心集中」 外為トゥデイ 2022年8月26日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年8月26日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼25日(木)の為替相場
(1):日銀審議委員 物価や円安について発言
(2):独Ifo企業景況感 2020年以来の低水準
(3):ECB議事録公表
(4):複数の経済指標発表 一時ドル買いへ

▼25日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:FRB議長の発言次第/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

25日(木)の為替相場

期間:25日(木)午前6時10分~26日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日銀審議委員 物価や円安について発言

中村日銀審議委員は日本の物価上昇について「欧米の物価上昇とは程度や広がりが大きく異なる」とした上で「現在の日本経済において、強力な金融緩和粘り強く続ける必要がある」と発言。また、円安については「日本の経済において影響はプラスマイナスそれぞれ」との認識を示した。

(2):独Ifo企業景況感 2020年以来の低水準

独8月Ifo企業景況感指数は88.5と2020年6月以来の低水準を記録したものの、予想(86.8)ほどには低下しなかった。これより前に発表された独4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比+0.1%と速報値(±0.0%)から上方修正された。

(3):ECB議事録公表

欧州中銀(ECB)は7月理事会の議事録を公表。「中期的なインフレリスクが増した」とした上で、「金融政策正常化へ向けてさらに前進することが妥当であるとメンバーは合意した」と明らかにした。ECBが景気後退リスクよりインフレリスクに重心を置いていることが改めてわかった。また、11年ぶりに50bp(0.50%ポイント)の利上げを決めたこの理事会では、数人のメンバーが0.25%の小幅な利上げを主張し、意見が割れていたことも明らかになった。

(4):複数の経済指標発表 一時ドル買いへ

米4-6月期GDP・改定値は前期比年率-0.6%と予想(-0.7%)を上回り、速報値(-0.9%)から上方修正された。米4-6月期個人消費・改定値も+1.0%から+1.5%へと上方修正された。同時に発表された米新規失業保険申請件数は24.3万件だった(予想25.2万件、前週24.5万件)。予想よりも強い結果となったことでドル買いに一時傾いた。

25日(木)の株・債券・商品市場

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

ドル/円の見通し:FRB議長の発言次第

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。注目のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控えて持ち高調整と見られる米債買い・ドル売りが優勢となった。米10年債利回りは前日比8bp(0.08%ポイント)低い3.02%前後まで低下。ドル/円は一時136.32円前後まで下落した。

パウエルFRB議長は本日23時(日本時間)から、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演を行う。米国のインフレが歴史的な高水準にある中で、議長は積極的な引き締めを継続する姿勢を改めて示すと見られている。市場が最も強い関心を寄せる次回9月米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ幅については、具体的な言及を避けるとの見方が多い。

なお市場は、9月の利上げ幅が50bpにとどまる確率を39.5%、75bpの確率を60.5%と見ている(25日終了時のFedウォッチ)。議長の講演を受けて50bp利上げの確率が上昇すればドル安に振れる一方、75bpの確率が上昇すればドル高が進むと考えられる。いずれにせよ本日のドル/円は、パウエルFRB議長の発言次第で値動きが荒くなる公算が大きい。

注目の経済指標

注目のイベント

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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