ペロトンが決算受け急反落 経営再建には程遠い状況にあるとの指摘も=米国株個別
ペロトン・インタラクティブ<PTON>が急反落。前日はアマゾン<AMZN>との提携発表で買いが強まっていたが、本日は戻り売りが強まっている。取引開始前に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、EBITDAの赤字も予想以上だった。第1四半期の売上高見通しも公表しており、予想を大きく下回った。
アナリストからは「キャッシュ節約のためのいくつかの発表にもかかわらず、会員およびエンゲージメントが弱く、解約も悪化している。成長に対する継続的な懸念を引き起こしており、予想を下回る売上高と最終利益を報告した。これは、同社がブランド飽和の問題に直面していることを示唆している」との評価も聞かれた。経営再建には程遠い状況にあるという。
(4-6月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-1.32ドル(予想:-0.79ドル)
・売上高:6.79億ドル(予想:6.86億ドル)
コネクテッド・フィットネス:2.95億ドル(予想:2.82億ドル)
サブスクリプション:3.83億ドル(予想:4.02億ドル)
・EBITDA(調整後):-2.89億ドル(予想:-1.20億ドル)
(7-9月・第1四半期見通し)
・売上高:6.25~6.50億ドル(予想:7.72億ドル)
・EBITDA(調整後):-0.90~-1.15億ドル(予想:-0.93億ドル)
(NY時間10:29)
ペロトン<PTON> 10.88(-2.61 -19.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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