ポンド、英中銀への見方が割れる=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間に入って下げ渋っているものの、一時1.31ドル台まで下落。本日の下げで200日線を下回っており、このあとのFOMCなどの重要イベントを通過して、どう反応するか注目される。一方、ポンド円も一時200円台半ばまで下落し、21日線を割り込む動き。
市場では英中銀への見方が割れている。年末までに再び利下げを行う可能性は低いとの見方と、米大手証券からは、早ければ来週にも利下げの可能性があるとの予測も出ている。
先日発表の9月の英消費者物価指数(CPI)は3.8%と、市場の上昇予想に反して横ばいとなり、これにより市場では12月利下げの可能性が再び意識されているが、その実現には懐疑的な見方を示している。予想に反したとは言え、インフレは3%よりも4%に近いという。
GBP/USD 1.3232 GBP/JPY 201.33 EUR/GBP 0.8811
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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