ディズニーが4日続伸 サードポイントが株式取得=米国株個別
ディズニー<DIS>が4日続伸。同社株は先週の決算発表以来、買い戻しの動きを加速させている。決算ではディズニー+の加入者数が予想以上だったほか、値上げも発表したことが好感。テーマパーク部門も好調だった。
先ほど、アクティビスト(物言う株主)で知られる投資会社サードポイントが新たにディズニー株を取得したと報じられた。米CNBCが伝えた。
サードポイントは同社に対して、グループとしての才能と経験にギャップがあり、それに対処する必要があると考え、取締役会の刷新を要請。また、利益率と過剰な不採算部門の処分の両方に対応したコスト削減プログラムを提案したほか、現金配当を停止し、代わりにフリーキャッシュフローを債務圧縮、自社株買い、あるいは事業への有機的な再投資に充てることを提案している。
また、Huluをディズニー+のDTCプラットフォームに直接統合し、2024年初頭までにコムキャスト<CMCSA>が保有する残りのHulu株取得のほか、ESPNのスピンオフも提案している。
(NY時間10:34)
ディズニー<DIS> 123.69(+2.12 +1.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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