ドル買い優勢、ドル円は136円台後半を試す展開=ロンドン為替概況

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ドル買い優勢、ドル円は136円台後半を試す展開=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。前日の米株安を受けて、欧州株が軟調に推移。米株先物の反発力も弱いなかで、ロンドン序盤はリスク警戒の円高・ドル高の動きが先行した。ドル円は135.79近辺まで一時下落。山岡元日銀局長が、物価上振れなら日銀は円安を放置できなくなる、債券利回り上限の調整の可能性も、と指摘したことに反応した面もあった。しかし、その後は米債利回りの上昇とともに買われ、136.50台へと上昇。6月22日につけた24年来の高値水準136.71レベルを試す展開となっている。ユーロドルは序盤に1.0486近辺まで下押しされた。ドイツ州単位の消費者物価指数が下振れしたことが影響していた。その後は1.05台前半へと下げ渋り。ユーロ円の142円台半ばから143円台後半への上昇が下支えとなっている。ポンドドルは1.22台が重くなり、1.2150台へと軟化。ドル買い圧力に押されている。ポンド円は165.50付近から166.20付近で下に往って来い。株安やドル円上昇など、米金融当局の利上げ加速観測を市場は意識しているようだ。

 ドル円は136円台半ばでの取引。序盤に135.80付近へと下押しされたあとは、買いに転じている。136円台を回復すると136.59レベルまで高値を伸ばしている。6月22日につけた24年来の高値水準136.71レベルをうかがう動きになっている。米10年債利回りは3.12%付近に下げたあと、3.18%付近まで上昇した。山岡元日銀局長が「物価上振れなら日銀は円安を放置できなくなる、債券利回り上限の調整の可能性も」と指摘したことが円買いを誘う場面があったが、すぐに値を戻した。

 ユーロドルは1.05台前半での取引。序盤は売りが先行し、1.0486レベルまで下落した。その後は1.05台前半へと下げ渋り、下に往って来いとなっている。ドイツ州単位の消費者物価指数が予想外に下振れしたことが売りを誘った。一方、ECB当局者らからは利上げの必要性を指摘する声が多かった。ウンシュ・ベルギー中銀総裁は「来年3月までに150bpの利上げが適切、政府が支出増やせば望む以上の利上げ必要にも」などと述べた。ユーロ円は142.50付近まで下落したあとは、143.80近辺へと高値を伸ばす動き。対ポンドでもユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.21台後半での取引。序盤に1.22台に乗せる場面があったが、上値重く下押しされている。足元では安値を1.2154レベルまで広げている。ポンド円は下に往って来い。166.30付近から165.50割れ水準まで下落したあとは、166円台を一時回復。しかし上値は重く揉み合っている。ユーロポンドは0.8600手前まで下押しされたが、すぐに上昇に転じると高値を0.8660付近へと伸ばしている。総じてポンド売りが優勢になっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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