アジア株 香港市場でレノボなど一部ハイテク関連が急反発、中国政府が企業に対し外国製パソコンを国産に交換するよう命じる
アジア株 香港市場でレノボなど一部ハイテク関連が急反発、中国政府が企業に対し外国製パソコンを国産に交換するよう命じる
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 20027.39(-766.01 -3.68%)
中国上海総合指数 2996.99(-70.77 -2.31%)
台湾加権指数 16422.26(-273.86 -1.64%)
韓国総合株価指数 2644.67(-32.90 -1.23%)
豪ASX200指数 7192.70(-171.95 -2.33%)
インドSENSEX30種 54668.71(-1033.52 -1.86%)
アジア株は全面安、前日の米株大幅下落を懸念した売りが続いている。
豪州株は3月16日以来の安値、豪金融引き締め加速が警戒されている。豪中銀は四半期金融政策報告において、今後さらなる利上げが必要になる。第4四半期に政策金利は1.75%になると想定している。
香港株は下げ幅を拡大。一時20000の大台を割り込む場面も見られた。中国海外発展や碧桂園控股など不動産株の下げがきついほか、消費者サービスやエネルギー関連など幅広い銘柄が売られている。
レノボは1.7%高と急反発。一時5%超上昇した。中国政府が政府機関と国営企業に対し、2年以内に外国製パソコンを国産パソコンに交換するよう命じたことを受け、恩恵を受けるとの見方が広まっている。そのほか、ソフトウェアメーカーの中国軟件與技術服務や浪潮軟件、中科曙光も上昇に転じている。一方で、米アップルやデルなどへの影響が懸念されており、瑞声科技などサプライヤー企業は下落している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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