フォードが反発 EV事業とガソリン車事業を分離=米国株個別
フォード<F>が反発。取引開始前に118年の歴史を持つ同社の歴史的な再編成として急成長中の電気自動車(EV)事業を従来のガソリン車事業から分離すると発表した。
新たに設立されるフォード・モデルe事業は同社が提供するEVの規模を拡大し、ソフトウェアとコネクテッド・ビークル技術およびサービスを開発する予定。一方、従来のエンジン車を担うフォード・ブルー事業はコスト削減、オペレーションの簡素化に注力する。
同社のファーリーCEOは声明で「弊社の野望は真に偉大な、世界を変える企業に再びなることであり、そのためには集中が必要だ」と述べた。「全力を尽くし、独立した、しかし、相互補完的な事業を立ち上げることでイノベーションを実現する」とも語った。
同社は2026年までに年間200万台のEVを製造する計画で、2024年の目標である60万台から大きく前進する。また、税引前利益についても、今年の8%から2026年までに10%を目指すとしている。
(NY時間09:42)
フォード<F> 17.87(+1.17 +6.99%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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