このあと12月の米新築住宅販売件数=NY為替
このあと日本時間0時に12月の米新築住宅販売件数が発表される。予想コンセンサスは年率換算で76.0万件と2カ月連続の増加が見込まれている。
前回は予想こそ下回ったものの、2桁の増加を示し、7カ月ぶりの高水準となった。FRBの利上げ期待の高まりで、住宅ローン金利は上昇傾向にあるものの、全般的にはなお低水準で推移。そのほか、パンデミックを受けてより広い物件を求める動きが米住宅市場の力強さを維持していることが示された。
12月もその流れは続くと予想されている。在庫不足も幾分緩和しており、住宅ローン金利はさらに上昇するとの予想から、早期に購入しようという住宅取得希望者の需要が下支すると見られている。
参照指標の米住宅着工数、許可件数とも12月は前月比で増加。住宅建設業者の景況感を示すNAHB住宅市場指数も1月調査は小幅に低下していたものの、依然として高水準を示していた。
なお、米新築住宅販売件数は中古と違い、契約時点での統計。
米新築住宅販売件数(12月)27日0:00
予想 76.0万件 前回 74.4万件(年率換算)
USD/JPY 114.26 EUR/USD 1.1289 GBP/USD 1.3505
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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