アジア株 香港株はプラス転換も上値重い、中国恒大デフォルトに対する警戒感強く
アジア株 香港株はプラス転換も上値重い、中国恒大デフォルトに対する警戒感強く
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 24134.92(+35.78 +0.15%)
中国上海総合指数 3613.97(休場)
台湾加権指数 17276.79(休場)
韓国総合株価指数 3140.51(休場)
豪ASX200指数 7244.90(-3.27 -0.05%)
アジア株の大半は中秋節で休場となっている。上海と台湾市場はあす取引を再開。韓国市場は23日から取引を再開、香港市場はあす休場となる。
香港株は小幅上昇。きのう大幅下落したにもかかわらず、本日も1%近く下げて始まった。ただ、米株先物の上昇を好感しているほか、値ごろ感による買い戻しが入り、下げ幅を急速に縮めプラス圏を回復した。ただ、中国恒大集団の破たんリスクに対する警戒感が一段と高まっており、上値は重い。中国恒大集団は1.4%安。4%近く反発して始まったものの、すぐにマイナス圏に沈んだ。中国当局は香港の不動産業界に対しても支配力を強化する方針だとの一部報道が伝わっているほか、米格付け会社S&Pが政府の支援は見込まれず、同社はデフォルトとなる公算が大きいとのリポートを公表しており、同問題に対する警戒感は続くもよう。
執筆者 : MINKABU PRESS
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