アジア株 NZ株は下げに転じる、オークランドで6カ月ぶり感染者 デルタ株ならロックダウンの可能性

アジア株　NZ株は下げに転じる、オークランドで6カ月ぶり感染者　デルタ株ならロックダウンの可能性

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数　　 25999.66（-181.80　-0.69%）
中国上海総合指数　 3500.43（-16.92　-0.48%）
台湾加権指数　　　　 16712.96（-145.81　-0.86%）
韓国総合株価指数　 3152.20（-19.09　-0.60%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7509.80（-72.65　-0.96%）
NZSX浮動株50トータルリターン　 12656.77（-63.38　-0.50%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 55587.69（+5.11　+0.01%）

アジアは総じて下落、感染再拡大懸念が重石。世界各国で感染力の強いデルタ株が広がっており、景気回復ペースが鈍化するとの懸念が高まっている。また、NZオークランドで感染者が確認されたことも投資家心理を悪化しているもよう。

休場明け韓国株は0.60%安。きのうまでの3連休中に旅行などで多くの人が外出したことで、8月末にかけて感染者が一段と増える恐れがあり、警戒感が広まっている。
豪州でもコロナ規制強化にもかかわらず、ニューサウスウェールズ州などで感染が高止まりしている。

NZ株は下げに転じている。ニュージーランド航空やツーリズムホールディングスなど旅行や観光関連が総じて下落。最大都市オークランドで約6カ月ぶりにコロナ感染者が確認された。今のところデルタ株かどうかは分かっていないが、豪州がデルタ株の封じ込めに苦戦していることを受け、仮にデルタ株ならロックダウンを導入する可能性が非常に高い。アーダーン首相は現地時間18時から記者会見を開くもよう。為替相場ではNZドルが急落。あす予定されているNZ中銀理事会では0.25%の利上げが見込まれてたが、ここに来て、利上げ予想がやや低下している。