アジア株 香港株は大幅続伸、上海株は反発 中国証券規制当局と大手銀行幹部が会談、投資家らの懸念和らぐ 一部で介入との声も
アジア株 香港株は大幅続伸、上海株は反発 中国証券規制当局と大手銀行幹部が会談、投資家らの懸念和らぐ 一部で介入との声も
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 25875.95(+402.07 +1.58%)
中国上海総合指数 3397.91(+36.32 +1.08%)
台湾加権指数 17241.42(+106.20 +0.62%)
韓国総合株価指数 3234.58(-2.28 -0.07%)
豪ASX200指数 7416.60(+37.32 +0.51%)
アジア株は韓国を除いて上昇。
香港株は大幅続伸。上海株は反発、3400ポイントの大台を回復している。この数日間の急落を受け、中国証券規制当局が国内の大手投資銀行幹部を集め、会議を行ったとの報道が伝わり、投資家らの規制強化に対する懸念が和らいでいるもよう。中国国営メディアも揃って、投資家に落ち着くよう一連の記事を掲載した。また、一部では、政府系ファンドが市場を安定化させるため、介入し始めた可能性があると指摘している。
香港市場でアリババが5%高と5月12日以来の日中上昇率を記録。テンセントは7%超高、4月1日以来の上昇率。JDドットコムは9%高。
一方で、世界的な感染再拡大への警戒感は高まっている。豪州ニューサウスウェールズ州で最多となる239人の新型コロナ新規感染者が確認された。2日連続で過去最多を更新。同州首相は、ピークにはまだ達していないと警告。一部地域で、人との距離に関係なく外での常時マスク着用を義務付けるなど、一段と厳しい措置を導入すると発表した。感染拡大に歯止めがかかっていないことから、前日には、州都シドニーのロックダウンを8月28日まで延長することを決定した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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