FOMCにらむ展開、豪CPIはほぼ予想通り=東京為替概況
FOMCにらむ展開、豪CPIはほぼ予想通り=東京為替概況
ドル円は109円台後半での推移が続いた。前日の海外市場で株安を受けたリスク警戒の動きもあって109円50銭台まで値を落とす場面が見られたが、この後NY市場午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、東京市場ではポジション調整の買い戻しが当初は優勢に。前日の欧州、米国の株安を受けて寄り付きから大きく値を落とした日経平均が、下げ幅を縮めたことも序盤の買いにつながり、109円91銭まで買い戻しが入る場面が見られた。
もっとも上昇一服後はやや頭の重い展開に。110円手前の売りを崩す勢いが見られず、109円80銭を割り込む動きに。
ユーロドルは1.1820を挟んでのもみ合いに。昨日の海外市場ではロンドン午前のドル高に1.1770前後まで下落も、その後1.1841前後まで買い戻しが入るなど、振幅を見せたユーロドルであったが、この時間帯は目立った動意なく狭いレンジでのもみ合いに。
10時半に第2四半期豪消費者物価指数が発表された豪ドルは第1四半期からの上昇が期待されていたこともあり、発表前に少し上昇も、ほぼ事前予想通りの結果に値を戻す動き。その後午後にはいて豪ドル売りの場面も0.7350割れまで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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