続伸、堅調な米雇用統計でも米引き締め懸念は高まらず=NY金概況
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1783.30(+6.50 +0.37%)
金8月限は続伸。6月の米雇用統計の発表後にドル安となったことが手がかり。非農業部門雇用者数(NFP)は回復を続け、市場予想以上の伸びとなったものの、労働参加率が61.6%とコロナ後の低水準を維持したことが早期の米金融引き締め観測を後退させた。新型コロナウイルスの流行を乗り越えて経済活動全体としては正常化に向かっているが、労働者の復職意欲は引き続き高まっておらず、雇用環境の正常化は遅れている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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