「ドル/円、109円半ばで小動き」 外為トゥデイ 2021年6月9日号
目次
▼8日（火）の為替相場
（１）：日本1-3月期GDP 前回から上方修正
（２）：まちまちの指標結果にユーロの反応薄
（３）：米長期金利低下で円強含む
8日（火）の為替相場
期間：8日（火）午前6時10分～9日（水）午前5時55分 ※チャートは30分足（日本時間表示） 出所：外為どっとコム
（１）：日本1-3月期GDP 前回から上方修正
日本1-3月期国内総生産（GDP）・二次速報は前期比年率-3.9％と、一次速報値（-5.1％）から上方修正された。 また、日本4月貿易収支は2895億円の黒字（予想：3896億円の黒字）、同4月経常収支は予想値（1兆5006億円の黒字）こそ下回ったが、1兆3218億円と前年同月と比べ約6.4倍に黒字額が拡大した。
（２）：まちまちの指標結果にユーロの反応薄
独6月ZEW景況感調査は期待指数が79.8と市場予想（86.0）を下回り前月（84.4）からも低下。なお、同時刻に発表されたユーロ圏1-3月期GDP・確報値は前期比-0.3％と改定値（-0.6％）から上方修正された。 強弱まちまちの指標結果を受けたユーロに目立った反応はなかった。
（３）：米長期金利低下で円強含む
米長期金利の低下が重しとなり、ドル/円は小幅に下落したほか、全般的に円が強含んだ。 ただ、その後はユーロやポンドなどに対するドル売りが優勢となる中で、クロス円には買い戻しの動きが広がった。
8日（火）の株・債券・商品市場
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