C3.aiが大幅安 ガイダンスから成長の手ごたえ掴めづ=米国株個別
AIのアプリケーションを手掛けるC3.aiが2-4月期決算(第4四半期)を発表しており、1株損益の赤字が予想ほどではなかったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表しており、予想を上回る売上高見通しを示している。
しかし、株価は冴えない反応を示しており、売りが強まっている。今回の決算は、アナリストが同社の成長への確信を得るには不十分だったようだ。投資家は今年度の34%の増収目標よりも高い伸びを期待しているが、今回示されたガイダンスからは、その手ごたえを掴めなかった模様。
(2-4月・第4四半期)
・1株損益:-0.23ドル(予想:-0.26ドル)
・売上高:5230万ドル(予想:5060万ドル)
サブスク:4310万ドル
・法人顧客数:89社
(5-7月・第1四半期見通し)
・売上高:5000万~5200万ドル(予想:5070万ドル)
・営業損益(調整後):2800万~3500万ドル
(通期見通し)
・売上高:2.43~2.47億ドル(予想:2.40億ドル)
・営業損益(調整後):1.07~1.19億ドル
(NY時間09:48)
C3.ai 65.85(-10.31 -13.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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