反発、米英の貿易枠組み合意で警戒感後退=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=59.91(+1.84 +3.17%)
ニューヨーク原油の期近は反発。米国と英国が貿易協定について枠組み合意し、世界的な景気懸念がやや後退したことが相場を押し上げた。先月、トランプ米大統領が相互関税を発表した後、貿易協定で合意したのは英国が初めて。米英両国は貿易協定の詳細について今後数週間で詰めの交渉を行う。米英の合意を受けて、今週末の米国と中国の貿易交渉についても警戒感が後退していることも支援要因。トランプ大統領は協議が順調に行けば、中国への関税引き下げもあり得るとの認識を示している。
時間外取引から6月限は堅調。通常取引開始後は一段高となり、60.15ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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