ロンドン午前はドルが上に往って来い、方向性みせず=ロンドン為替
ロンドン午前はドルが上に往って来い、方向性みせず=ロンドン為替
ロンドン午前の取引は、ドル相場が上下動。序盤はユーロドルの下げを中心にドル買いの動きが先行。その後はポンドドルの上昇とともにドル売り方向に転じている。
ただ、方向転換の材料は見当たらない。欧州株や米株先物は堅調な足取りを継続。NY原油先物は66ドル台を維持しており、足元では66ドル台後半へと上伸。米10年債利回りは序盤に小幅上昇したあとは1.60%を挟む水準で揉み合いとなっている。
ドル円は109.48レベルまで買われたが、前日と同様に109.50レベルを付けきれず。その後は反落して109.20台まで軟化も、アジア時間の安値109.20レベルにも届かず。
ユーロドルは序盤に売りが先行、1.2020台から1.1986レベルまで下落した。その後は、買い戻しに転じると1.2010-20レベルへと戻している。
ポンドドルは序盤に1.39台割れから1.3876レベルまで下落。その後は反発して1.39台に乗せると、高値を1.3926レベルまで更新。
クロス円も下に往って来いで、ユーロ円は一時131円台割れも131.30-40レベルへ反発。ポンド円は152円台割れは続かず再び152.10-20レベルへと上昇。
この日は決め手になるような経済統計はみられず。スペインとイタリアの4月非製造業PMIが上昇する一方で、ドイツとフランスの非製造業PMI確報値は小幅の下方改定だった。ユーロ圏全体の確報値は小幅に上方改定された。
USD/JPY 109.29 EUR/USD 1.2015 GBP/USD 1.3919
EUR/JPY 131.32 GBP/JPY 152.12 EUR/GBP 0.8632
執筆者 : MINKABU PRESS
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