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カナダドル下落 明日は政策委員会 週30億カナダドルへの購入ペース縮小が予想=NY為替

為替 

 きょうの為替市場で資源国通貨の下げが目立っており、カナダドルも大幅に下落している。世界的に感染が再拡大しており、コモディティ価格が下落していることがカナダドルを圧迫。カナダ円は85円台に下落しており、21日線を完全に下放れする動きを強めている。

 明日はカナダ中銀の金融政策委員会の結果が公表される。カナダでは感染第3波が広がっているが、カナダ中銀は国債の購入ペースを現行の週40億カナダドルから30億カナダドルに縮小してくると見込まれている。ただ、市場の来年の利上げ期待に対しては消極的な姿勢を示してくるものと予想されているようだ。

 カナダの成長と労働市場の見通しは、カナダ中銀の年初の予想よりも遥かに力強く、資産購入ペース縮小を正当化している。カナダ中銀は成長の道筋についてより楽観的になっているとみられており、2023年までの需給ギャップ解消という見方を維持するものと予想されているようだ。

USD/CAD 1.2607 CAD/JPY 85.78

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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