ダウ平均は小幅安 全体的に次の材料待ち 午後にFOMC議事録=米国株序盤
NY株式7日(NY時間12:16)
ダウ平均 33375.18(-55.06 -0.16%)
ナスダック 13670.05(-28.33 -0.21%)
CME日経平均先物 29650(大証終比:-60 -0.20%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安。取引開始直後は上昇して始まったものの、その後は伸び悩む動きが見られている。週初に最高値を更新してからは、全体的に様子見の雰囲気が強まっている。
本日は午後に3月開催分のFOMC議事録の公表が予定されている。大規模な財政刺激策と迅速なワクチン接種により、先月の会合で数人のFOMCメンバーは来年にも利上げの可能性を予測していた。一方で早くても2024年まで利上げはないと見ているメンバーをおり見解の相違が広がっている。利上げの議論にサプライズがあれば、市場も敏感な反応を示すかもしれないが、現時点ではサプライズの可能性は低いとみられている。
市場は次の上げ材料を待っている節もある。来週の大手銀を皮切りに1-3月期の決算発表がスタートし、2兆ドル規模のインフラ計画の議会での審議も今後本格化してくることから、いまのところは、その動向を待ちたい姿勢が強まっているのかもしれない。決算については全体的に良好な内容が見込まれているようだ。
エネルギーや銀行が下げに転じているほか、産業も軟調。一方、IT・ハイテク株はしっかり。
クルーズ株が堅調。米疾病予防管理センター(CDC)が、夏半ばまでに制限付きでクルーズ再開を認める可能性を示唆したことが材料視されている。
カーニバル 29.05(+0.45 +1.57%)
ノルウェージャン 31.35(+0.27 +0.87%)
ロイヤル・カリビアン 91.20(+0.44 +0.48%)
アルファベット(C) 2240.11(+15.36 +0.69%)
フェイスブック 309.81(+3.55 +1.16%)
ネットフリックス 546.65(+2.12 +0.39%)
テスラ 679.15(-12.47 -1.80%)
アマゾン 3284.05(+60.23 +1.87%)
エヌビディア 559.36(+4.90 +0.88%)
ツイッター 67.69(+0.69 +1.02%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 364.01(-0.37 -0.10%)
メルク 75.91(+0.12 +0.16%)
マクドナルド 231.80(-0.11 -0.05%)
マイクロソフト 250.06(+2.20 +0.89%)
ホームデポ 311.83(-1.95 -0.62%)
ボーイング 251.42(-3.75 -1.47%)
ベライゾン 58.93(-0.19 -0.31%)
ビザ 219.64(+0.99 +0.45%)
ハネウェル 217.70(-1.49 -0.68%)
ナイキ 137.01(-0.15 -0.11%)
トラベラーズ 151.21(-0.54 -0.36%)
ディズニー 187.97(-1.76 -0.93%)
ダウ・インク 63.83(-0.77 -1.19%)
セールスフォース 221.06(-0.03 -0.01%)
シスコシステムズ 51.67(-0.36 -0.68%)
シェブロン 103.64(+0.06 +0.06%)
コカ・コーラ 53.23(+0.04 +0.08%)
ゴールドマン 325.00(-2.06 -0.63%)
キャタピラー 230.07(-0.57 -0.25%)
ウォルマート 140.41(+0.31 +0.22%)
ウォルグリーン 56.04(+0.32 +0.57%)
インテル 65.62(+0.06 +0.09%)
アメックス 146.03(-0.12 -0.08%)
アムジェン 248.38(-0.34 -0.14%)
アップル 127.16(+0.95 +0.75%)
P&G 137.21(+0.71 +0.52%)
JPモルガン 153.43(+0.89 +0.58%)
J&J 163.77(+0.38 +0.23%)
IBM 134.42(+0.20 +0.15%)
3M 194.43(-0.41 -0.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。