アジア株は総じて下落、米株安を懸念した売り 米長期金利上昇を警戒
アジア株は総じて下落、米株安を懸念した売り 米長期金利上昇を警戒
東京時間11:11現在
香港ハンセン指数 29477.49(-402.93 -1.35%)
中国上海総合指数 3544.41(-32.50 -0.91%)
台湾加権指数 15989.58(-222.15 -1.37%)
韓国総合株価指数 3047.13(-35.86 -1.16%)
豪ASX200指数 6751.90(-66.08 -0.97%)
アジア株は総じて下落、前日の米株安を嫌気して売り優勢で始まった。米長期金利が再び急上昇していることが警戒され、きのうの米株式市場でダウ平均は120ドル安に、ハイテク中心のナスダック指数は2.7%安と大幅下落した。シカゴ連銀のエバンス総裁はきのう、米長期金利の上昇は「実体的な要因によるもので心配はしていない」と述べた。前日にはブレイナードFRB理事が「市場の動向に注意を払っている。先週の動きは注意をひくものがあった」と発言。本日はパウエルFRB議長の講演が予定されており、米債券市場について言及するかが注目されている。
香港株は1.35%安、ハイテク関連が総じて下落。アップルに部品を供給している舜宇光学科技は4.7%安。テンセントホールディングスは2.1%安、シャオミは1.9%安。
執筆者 : MINKABU PRESS
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