アジア株 香港は堅調地合い維持、休場明け台湾が大幅上昇
アジア株は春節の休場明けとなる台湾株式市場が大きく上昇。昨日休場明けで大きく上昇した香港株式市場もプラス圏推移となっている。その他市場はこれまでの上昇に対する調整もあって軟調地合いに。中国市場は今日も春節での休場。
アジア株
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 30932.17(+185.51 +0.60%)
中国上海総合指数 休場
台湾加権指数 16361.74(+559.34 +3.54%)
韓国総合株価指数 3125.11(-38.14 -1.21%)
豪ASX200指数 6890.70(-26.58 -0.38%)
インドSENSEX30種 51806.56(-297.61 -0.57%)
シンガポールST指数 2921.70(-13.64 -0.46%)
クアラルンプール 総合指数 1598.04(-8.10 -0.50%)
NZSX 浮動株50 トータルリターン 12673.97(+63.25 +0.50%)
アジア株は香港や台湾などを除いて東京株式市場同様にこれまでの上昇分の調整が入る形でマイナス圏での推移が目立っている。昨日の米国市場でハイテク株の売りが出たことなどが重石に。これまでのリスク選好に対する調整の動きに。新型コロナウイルスの感染者拡大もあって朝から値を落としている韓国総合は、下げ止まり感も戻りが鈍く軟調地合いを維持。休場明けの市場で大幅高となり史上最高値を更新している台湾株は午後に入っても堅調な地合いを続け、上値を伸ばしている。
昨日大きく買われた香港ハンセン指数も堅調地合いを維持。石油・ガスや通信サービスの買いが特に目立つ展開で、インターネットサービス大手テンセントホールディングス、携帯大手中国移動(チャイナモバイル)、石油関連では中国海洋石油などの買いが目立っている。香港証券取引所や金融大手HSBCホールディングスなどの買いも優勢。
豪ASXはやや軟調。素材関連に買いが入っているが、米国市場の動向を受けてハイテクなどに売りが出ている。鉱山の世界的大手BHPビリトン、リオティントが強い。銀行株はまちまち、POSシステム関連などのジップ、ITサービスのあっぺんなどが下げている。
上海、深セン市場は春節のため休場。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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