アジア株 総じて上昇、香港は大幅反落
東京時間17:44現在
香港ハンセン指数 23108.27(-441.19 -1.87%)
中国上海総合指数 3374.87(+5.63 +0.17%)
台湾加権指数 21330.14(+200.60 +0.95%)
韓国総合株価指数 2608.42(+1.09 +0.04%)
豪ASX200指数 8268.99(+35.46 +0.43%)
インドSENSEX30種 81150.88(-1279.02 -1.55%)
13日のアジア株は総じて上昇。米中関税協議で米中双方が追加関税を大幅に引き下げることで合意したことで前日の米国株が急伸して、アジア株もおおむね買い優勢で推移した。香港は大幅反落。前日に米中関税引き下げ報道を受けて3%近い大幅高で引けており、利益確定の売りに押された。台湾株は続伸。前日の米国株の急伸を受けて、ハイテク株を中心に買い優勢で推移した。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)や電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業などがけん引役となった。
上海総合指数は小幅続伸。銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、太陽光発電や飼料会社の通威が買われる一方で、造船メーカーの中国船舶工業、航空機メーカーの中航沈飛が売られた。
香港ハンセン指数は大幅反落。光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
豪ASX200指数は続伸。ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、医療情報会社のプロ・メディカス、資源・鉱山会社のBHPグループが買われる一方で、金融持ち株会社のANZグループ・ホールディングス、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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