ドル円しっかり、株安も影響限定的=東京為替概況
ドル円は103円50銭前後での推移となった。NY市場で103円30銭台から103円66銭まで上昇。その後調整が入って103円台半ばで迎えた東京朝。いったんはドル売りが優勢となり1203円45銭前後まで下落も、そこからの売りが限定的ですぐに値を戻すと、午前中に103円61銭まで。その後は午後まで103円50銭台での推移が続いた。
新型コロナウイルスの感染防止のため、香港が九龍地区の一部を対象に同国初のロックダウンを実施するとの報道をきっかけにアジア株、米株先物などが下落。若干リスク警戒の動きに。ただユーロドルでのユーロ買いドル売り基調が継続したこともあり、影響は限定的に。
ユーロドルは1.2170台での推移。東京午前に1.2178までとNY市場での高値1.2173をわずかに超える動きを見せ、その後の調整も1.2160台まででとどまるなどユーロ買いの流れが継続した。午後は12170前後でのもみ合いに。
ユーロ円も堅調で午前中に前日上値を抑えた126円台に乗せると、午後に126円10銭前後を付ける動きに。その後も高値圏推移が続いている。
12月の小売売上高速報値が弱めに出た豪ドルは対ドルで0.7740近くまでと前日NY市場での安値に並ぶ動きを見せた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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