主要通貨もみ合いに、イベントクリアと週末を前にした様子見ムード=東京為替概況
主要通貨もみ合いに、イベントクリアと週末を前にした様子見ムード=東京為替概況
ドル円は103円台後半の落ち着いた値動きに。注目されたバイデン次期大統領の追加経済対策については、昨日海外市場でNYタイムズなど複数メディアが報じた1400ドルの直接給付を含む1.9兆ドル規模となった。その他新型コロナウイルス対策についての発言なども見られたが、追加経済対策については昨日一度反応した後ということもあり、反応は限定的に。
ドル円はイベントクリアの一服感と、週末を前にした様子見ムードが重なり、狭いレンジでの取引に。朝からのレンジは103円70銭から103円85銭前後まで。午後は103円80銭前後でのもみ合いに。
ユーロドルも基本的にはもみ合い。1.2150を挟んだレンジ取引となった。午後に入って若干ユーロ売りが優勢となっており、1.2140割れと今日の安値圏。もっとも昨日NY市場市で1.2110近くまで下げており、NY市場のレンジの中での動き。
ユーロは対円でもやや重く126円割れの動きに。ドル主導の展開の中、126円00銭台から126円20銭にかけての振幅が続いていたが、ロンドン勢の本格参加を前に126円割れを試す動きとなった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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