NZドルが弱含み、中銀当局者は追加利下げを示唆=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、NZドル円は69.41円付近まで、NZドル/ドルは0.6547ドル付近まで弱含んだ。ニュージーランド中銀の当局者から追加利下げを示唆するコメントが伝えられており、NZドル売りにつながっているようだ。加えて、午前9時に発表となったニュージーランドの10月ANZ企業景況感(速報)が-14.5となり、9月の-28.5から改善しているものの、依然としてマイナス圏であることが嫌気されているもよう。
ドル円は序盤に106.10円付近まで強含んだ後も、106円台を維持している。午前10時から行われている米大統領選の副大統領候補のテレビ討論会への警戒などで前日高値106.11円近辺を抜けきれなかったが、日経平均株価の上げ幅拡大を背景に円安傾向となっており、106円ちょうど付近で底堅さをみせている。
日経平均株価は大幅反発。前引けでは前営業日比213.53円高の2万3636.35円となった。
午前11時38分現在では、ドル円は1ドル=106.00円、ユーロドルは1ユーロ=1.1766ドル、ユーロ円は1ユーロ=124.72円、ポンド円は1ポンド=137.02円、豪ドル円は1豪ドル=75.66円、NZドル円は1NZドル=69.60円、スイス円は1スイスフラン=115.61円、カナダ円は1カナダドル=79.94円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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