ドル円は104円台後半での推移=東京為替概況
ドル円は104円台後半での推移が続いた。昨日の海外市場でドル安円高の動きが強まり、104円50銭台まで値を落とした後を受けた東京市場。水曜日NY市場午後のFOMC後のドル買い及び翌木曜日東京市場午前のドル買いがともに105円10銭台までと限定的なものにとどまったことで、上値の重い展開となっている。
もっとも日本の大型連休を前に突っ込んだ円買いにも慎重姿勢。ドル円は104円台後半で上下ともに動きにくい展開が見られた。
ユーロドルは1.1850台を中心にした高値圏でのレンジ取引。昨日東京市場午後から海外市場にかけてのユーロ高基調が継続。ここからの買いには慎重も下値しっかり感が強い展開に。ユーロ円は124円20銭前後での振幅となった。
昨日MPC後のポンド売り、その後のフォンデアライエン欧州委員長による英国とEUの合意まだ可能性との発言でポンド買いと不安定な振幅を見せたポンドドルは、1.2960台を中心とした落ち着いた動きに。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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