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東京株式(大引け)=216円安、グリーンランドを巡る米欧対立を嫌気し5日続落

株式 

 21日の東京株式市場はリスク回避ムードのなか、日経平均が朝方に大きく売り込まれたが、その後は下げ渋る展開となり、結局200円あまりの下げにとどまった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比216円46銭安の5万2774円64銭と5日続落。プライム市場の売買高概算は22億8410万株、売買代金概算は6兆6816億円。値上がり銘柄数は331、対して値下がり銘柄数は1214、変わらずは56銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスクオフの流れが継続。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅安となったことを受け、日経平均は取引開始直後に800円弱下落し5万2100円台まで一気に水準を切り下げる場面があった。トランプ米大統領がグリーンランド取得に強硬な姿勢を明示するなか、欧州との対立が改めて強まっており、これが東京市場でも地政学リスクとして意識され買いポジションを軽くする動きを誘発した。また、きょうは長期金利、超長期金利ともに低下したが、高市政権の打ち出す積極財政を背景に債券売りへの警戒感も依然根強い。もっとも前日まで日経平均は4日続落し1300円以上水準を切り下げていたこともあり、売り一巡後は押し目買いや買い戻しの動きが出て下げ渋った。個別株は売られる銘柄が多く、値下がり銘柄数は1200を上回りプライム市場の76%を占めた。

 個別では、売買代金上位のディスコ<6146>が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などのメガバンクの下げが目立った。任天堂<7974>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。アステリア<3853>が値下がり率トップとなり、第一稀元素化学工業<4082>、東洋エンジニアリング<6330>が急落。Link-Uグループ<4446>も大幅安に売り込まれた。東邦亜鉛<5707>が下値を摸索、ミツバ<7280>も大きく利食われた。

 半面、群を抜く売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅高に買われたほか、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>、アドバンテスト<6857>などが上値を伸ばした。半導体関連ではローツェ<6323>が急騰し値上がり率トップとなったほか、イビデン<4062>の上げ足も目立つ。IHI<7013>、川崎重工業<7012>が高く、住友金属鉱山<5713>も値を飛ばした。扶桑化学工業<4368>、荏原<6361>なども大きく水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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