アジア株 上海香港はプラスに転じるも上値重い、ポンペオ氏「在米中国外交官に対し規制を強化する」

アジア株　上海香港はプラスに転じるも上値重い、ポンペオ氏「在米中国外交官に対し規制を強化する」

東京時間11:08現在
香港ハンセン指数　　 25171.43（+51.34　+0.20%）
中国上海総合指数　 3414.35（+9.55　+0.28%）
台湾加権指数　　　　 12831.54（+132.04　+1.04%）
韓国総合株価指数　 2398.87（+34.50　+1.46%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6125.80（+62.59　+1.03%）

アジア株は軒並み上昇。

韓国株は1.46%高。前日の米株大幅高に加え、同国での感染者数の伸びが鈍化していることが好感されているもよう。韓国で3日、新型コロナウイルス新規感染者195人が確認された。先月17日以来の100人台となった。先週の新規感染者数は300-400人台で推移していたが、今週は200人台で推移、きょうは100人台にまで減少した。

上海株と香港株は続落して始まり、その後はプラス圏を回復しているが上値は重い。米中対立激化が引き続き懸念されているもよう。
ポンペオ米国務長官は2日、在米中国外交官に対し規制を強化すると発表した。米国務省は声明で、「米国に滞在する中国外交官は、大学への訪問や地方公務員との会合の際に、米政府による承認を得る必要がある。また、米国内の中国大使館や総領事館が、外交施設以外の場所で大規模な文化イベントを開催する場合も承認が必要となる」と発表した。これを受け、在ワシントン中国大使館は、「米国の中国外交官への制限は不当であり、米国に過ちを正すよう促す」と声明を発表した。
また、ポンペオ氏はFOXとのインタビューで「中国が唯一最大の脅威だ」と述べ、中国を再度非難した。